業者が言う『良い物件が出ました』の意味するところ

まず考えなければならないのが、どのような物件が高いIRRを実現できる良い物件なのか、です。

たまに、不動産業者から「良い物件が出ました。これは間違いないですよ!」などと、お勧めの新着物件の紹介が出ることがあります。
このような物件の、どの点が「間違いない」のでしょうか。

まず、都心5区や城南エリアのような立地の物件など、常に人気が高く、特に住居に限っていえば、欲しい人はたくさんいるのに、あまり物件が出てこないという事情があります。
なおかつ、1億円以下という価格の物件となると、サラリーマン大家さん、中小企業社長、地主など、すべての投資主体から見て、大きすぎず、小さすぎず、もっとも買いやすい価格帯なのです。

これは業者から見れば、間違いなく誰かに買ってもらえて、すぐに仲介手数料の手に入る物件なのです。
つまり、業者が言う良い物件というのは、彼らにとって利益になる良い物件ということなのです。

しかし、それはあくまで業者側の視点で見た「間違いない物件」なので、必ずしも投資家の利益になるとは限らないのです